梅雨明け前6月19・20日の2日間、WILD-1スタッフで南アルプスの源流部に出かけてきました。これからの季節楽しめる山岳渓流のイワナ釣りについて入間店スタッフ栗原よりレポートします。
やって来たのは、仙丈ケ岳と北岳の間を縫うように流れる源流です。WILD-1入間店からは自家用車とバスを乗り継いで4時間、そこから更に徒歩3時間という山の中です。
バスに乗り込んで目指すは仙丈ケ岳へのアプローチになっている北沢峠です。
ここから山小屋まで約3時間のトレッキング。途中、宝石のように輝く水たまりや小さな滝を眺めながら歩みを進めます。
山小屋泊ですが、70Lのザックは行動食やフィッシングギアでいっぱいです。
もちろん熊鈴、カウンターアソルト(熊スプレー)も携行しています。
足回りはストリームトレッキングにしようかとも思いましたが、ちょっと水温が冷たそうだったので、ウェーダーをザックに忍ばせておきました。Patagoniaのミドルフォークパッカブルウェーダーは小さなスタッフサックに収納できるミニマルなウェーダー。
(写真中央のトラウトフィッツロイマークのやつですよ。)
組み合わせたシューズはエアリスタのウルトラライトウォーターサンダル、とにかく軽量・コンパクトにギアをまとめて持っていきました。
山小屋まではまだ少し時間がかかりますが、目の前の素晴らしい渓相に我慢できずに途中で釣りをはじめてしまいました。
釣りを始めてすぐに出てきたプール。
ライズを発見し、毛ばりを投げると。すぐに反応があります。
フライはしっかり浮いていた方が反応よかったので、しっかりフロータントを施します。
最近導入したWILD-1×flux「ドライトニックスプレー」。
たくさん釣れたので、1時間ほどで釣りを切り上げて小屋に向かいます。
小屋の前の流れでも十分に魚はいるので、荷物を置いて早速釣り再開。
数尾のさかなを追加した後に、今日イチのカッコイイ岩魚をキャッチ。
暗くなる前に山小屋に戻り、晩餐です。
夕飯は山小屋でお願いしたので、楽チン。
ビールも小屋の脇から湧き出る清水に浸けておいたのでキンキンに冷えていて、サイコーでした。
2日目も釣りをする予定でしたが、朝からあいにくの雨。
小屋番のおばちゃんがラジオから描き起こしてくれた天気図を眺めつつ、撤収準備です。
レインウェアに身を包み、雨の中を下山。林道脇を流れる川ではこの日もたくさんのイワナが泳いでいました。
3時間の道のりを経て、バス停にたどり着いたときには疲労困憊。厳しいコンディションの中でしたが仲間とのアウトドアは楽しい思い出になりました。
これから真夏に向けて本番を迎える山岳渓流の釣り、この夏は皆さんも仲間を誘って出かけてみてはいかがでしょうか?