■日時:2013年9月8~9日 1泊2日
■アクセス:マイカーにて新穂高温泉 無料駐車場
■宿泊:穂高岳山荘
■メンバー:スタッフ+友人3名
■ルート:
[1日目] 新穂高温泉→右俣林道→白出沢→穂高岳山荘(宿泊)
[2日目] 穂高岳山荘→奥穂高岳山頂(3190m)→ウマノセ・ロバの耳
・ジャンダルム(3163m)→天狗岳(2909m)→間ノ岳(2907m)
→赤岩岳→西穂高岳(2908m)→西穂独標→西穂山荘→西穂高ロープウェイ乗り場
→しらかばだいら→なべだいらこうげん(乗り継ぎ)→新穂高温泉
■行動時間:
・1日目:5時間45分(ほとんど立ち止まらず)
・2日目:12時間(何度も立ち止まりながら絶景の写真撮影の小休止多し)
新穂高温泉にある無料駐車場に車を停めて登山スタート。
出だしから雨は久しぶりなので新鮮~?!でもやっぱり晴れが良いにきまってる!
ちなみに、ロープウェイ開始時刻は朝8時からでした。
右俣林道歩きの途中にある穂高平山荘。
レイン上下が暑く汗をかき始めたので、中のウエアを1枚脱いでスッキリ。
ここからは、雨と寒さで写真を撮る気力喪失していきます。(このあと1枚も撮ってません!)
雨足が強い中ひたすら登った白出沢。
かなり雨が降り続いていたので途中の重太郎橋が無事かどうか心配でしたが、
ちゃんと架かってました。その辺りからガンガンガレ場のみ。
下ばかり向いて歩いているとマークを見失い歩きづらいので、
歩行中はなるべく顔を上げて歩きたい!わかっているけど辛い時もあるんですよね~。
そして、今夜のお宿『穂高岳山荘』に到着。
小屋で数時間過ごした後、霧が晴れてくると全貌が見えてビックリ!
雨の中、凄いところを登ってきたな~他に人がいないわけよね・・と。
早く小屋に入って温まりたい一心で足取りも早くなり、9時間コースタイムのところ、
なんと小屋に到着は12時半!
ビックリの5時間45分で登れていた・・うそみたい・・でもその分
のんびり出来て良かったです。
この日はさすがにお天気が悪かったのでテント泊はたったの1張り。
小屋泊りは100人超えでした。
小屋では、お天気が悪い時に見せてくれるDVDをみんなで観ながら夕飯を待ちました。
これぞ『太陽のロビー』
夕方5時からのお楽しみ、夕食の時間で~す。
お腹空いてみんなで行動食のお菓子をロビーでボリボリ食べて待ってました。
宿泊客の皆様と一緒にいただきま~す。
ご飯とみそ汁は、お変わり自由ですから男性には嬉しいですね。
夕食後、外はお天気回復!
素敵な夕日が見れそうだと小屋の裏手へ行くと、空が染まり始めていて大感激。
翌日アタックするジャンダルムもくっきりと見えて益々やる気満々!
表に回るとこちらも雲海。
このテラスは石を一つずつ運び積み上げて造ったものです。
気が遠くなるような作業。ほんと凄いです!
天気が良ければこのテラスは賑わいをみせ、まるで街中のオープンカフェみたいな
感じなんです。一度は泊まって欲しい山小屋です。
小屋の受け付けでは、飲み物なども販売しています。
冷えた体には嬉しいし、ありがたいことです。
私は、コレクションしているピンバッチを購入して、ホットカルピスをいただきました。
小屋の中だと湿気でレンズがすぐにくもってこんな感じでボヤァ~としちゃいました。
私たちの個室は階段を上がった2階の一番奥。
薬師岳という名の付いた個室を借りました。
大分贅沢しちゃいました。
朝食は夕方、お弁当を頼んでおいて、夜に受付で受け取っておきます。
早朝そのお弁当を出発前に(3時半起き)部屋でヘッドライトで照らしながら食べました。
小屋内の照明は付きません。
穂高岳山頂でご来光をどうしても見たかったので時間を合わせて4時47分に小屋を出発。
タイミングバッチリ!ご来光に間に合いました。
朝陽を浴びると体中にパワーが漲る感じがします~!
我らが目指すジャンダルムもモルゲンロートで紅く朝陽に染まってます!
かっこよすぎじゃないですかぁ?全員テンションがMAX!
奥穂高山頂にいたみなさんに『気をつけて~がんばれ~!』と見送られながら
いよいよ出発。
緊張と期待でワクワクですが、しっかりと足を地につけていかないと
事故に繋がるので慎重に行動します。
すぐに出てくるここがウマノセ核心部のはじまり。高度感は半端なくすごかったぁ~
人がいるとその凄さがよくわかると思います。尖った先端に右手を掛け、
足元は3cmほどの引っかかる岩があるので、ゆっくりと慎重に渡れば大丈夫です。
下はスパっと切れ落ちてますが・・・集中!
後ろの2人を入れて引きで見ると、とんでもないところにいることに気付きますね。
難所を一つ越えてひと息、ウマノセ終了地点から見上げたところです。
こんな景色を眺めながら憧れのジャンダルムを歩けるなんて!
みんな感激しっぱなしでした。うるうる・・・
高度感に慣れてくるとこんなところでも写真を撮る余裕が?!我に返るとまずい・・・
足がすくんじゃうので、アドレナリンは出したまま引っ込めないでGO!!
段々と近づいてくるジャンダルム。楽しみ!
ピョンと尖ってるのが、ロバの耳ですかね。
途中まで直登して右にトラバースしていきます。こわっ!
ジャンダルムは奥穂高岳側から見える面の岩壁を直登も出来ますが、
今回は裏手に回り込むとある比較的難易度が下がる方を選びました。
ジャンと書いてあるのでわかりやすいです。
しかし、途中で印がないというか・・・見失い、
自分でルートファインディングしながら登りました。
以下、後編に続く!