梅雨も明け、遠征したい気持ちを抑えきれなくなり、ちょっと下北半島まで出かけることにしたWILD-1入間店フィッシングスタッフ。
(ちょっと下北半島まで・・・というのもおかしいですが・・・)
釣行したのは、7月下旬ですが、そのショートトリップの様子をお伝えします。
下北半島は本州最北端、埼玉からだと700kmくらいあるとっても遠い場所です。
ホタテやイカ、マグロなど海産物がたくさん獲れる豊かな環境です。
(道中の食事はどれも美味しかったです。)その風景も釣れる魚もちょっと北の大地に近しいものを感じます。
今回はそんな下北半島でカラフトマス・アメマスを狙ってきました。
青森県は6月1日から7月31日までがカラフトマスの漁期に指定されていて、7月末のこの時期はカラフト狙いで釣行できる最後のチャンスです。
仕事が終わったその足でそのまま東北道を北上します。
八戸まで10時間弱、そこからさらに下道で2時間強、トータルで12時間のロングドライブで目的の川にアプローチしました。
翌日昼前に現地にやっと到着して、早速川を覗き込むとなんと大増水!!
水量が増えて、遡上魚には最高のコンディション!! とは言いがたい状況です。
とはいえ、せっかく長時間かけて釣りにきたのに何もしないわけにもいきません。
支流の沢をのぞいてみるとなんとか釣りは出来そうです。
早速ルアーを投げてみるとすぐにチェイス。
東北っぽい斑点の大きなきれいなイワナ。
このまま遡行すればずーっとイワナが釣れ続けそうでしたが、雨脚がかなり強くなってきたので1日目はここで引き上げ、宿に向かいました。
2日目
昨日の増水が一日で引くとは考えにくい状況だったので、宿でゆっくりと朝食をとってから川に向かいました。
するとどうでしょう!? 若干水位は高いですが、水の透明度は戻っています。豊かな森の保水力には驚かされますね。
この日はフライロッドに持ち替えて釣ります。狙いは40cm前後のアメマス、カラフトマなので、軽快なエコー社のECHO3 905を選択しました。
フライはカラフトマスには定番の赤のラビットゾンカーで作ったストリーマーです。
釣り下っていくと、広いプールが終わって流れが収束する浅瀬の下流に良い雰囲気のランが現れました。
魚が着くならココだよね?という教科書どおりのポイントにストリーマーを送り込んでいくと『ジッ、ジッ、ジッ』とリールを反転させる3度目のアタリでしっかりフックアップ。
10分越えのファイトの末にやっとキャッチできたのはコンディション抜群の和製スチールヘッドでした。
今回の旅ではカラフトマス・アメマスはキャッチできませんでしたが、両魚種ともしっかり遡上しているという話を聞くことができました。
カラフトマスはすでに今年の漁期は終わってしまいましたが、アメマスはまだまだこれから楽しめそうです。
下北半島ショートトリップ、非日常が体験できる素晴らしい遠征でした。
皆さんもこの夏はどこか行ったこともない場所に旅に出てみてはいかがでしょうか?
【FLY Tackle Data】:
ROD:ECHO3 590-4
REEL:ECHO ION6/7
LINE:SA SUPRA WF6F with TIEMCO Fluorocarbon HI-ENERGY Leader 9ft 1X
FLY:Rabbit Zonker Streamer #4 Red
【LURE Tackle Data】
ROD:Tenryu Rayz Spectra RZS53LML
REEL:DAIWA EXIST